エンジンフード S2エキシージ
スーパーチャージャー付きS2エクシージ用に開発しました。
インタークーラーのアウトテークを整流し、冷却効果を高める狙いです。
NAエンジン搭載車には中央部をアクリルにしたものを用意しました。
■なぜエキシージのエンジンフードを換えようと思ったのか。
S2エキシージスーパーチャージャモデルでサーキット走行をしてると、周回を重ねるたびにドンドン遅くなってきませんか?(冗談のような話ですけどね)
なぜなのでしょう。
スーパーチャージャー付きエキシージでサーキットを走っていると、空気の冷たい冬場でも8000RPM付近では一瞬60度前後まで吸気温度が上がってしまいます。
吸気温度が上がるとエンジンが異常燃焼(デトネーション)を起してしまうので、ECU(エンジンを制御しているコンピュータ)がこのままではヤバイなと判断して点火時期を遅らせてしまう。したがってパワー&トルク低下と言う結果に。これがだんだん遅くなってくる原因です。
そこでインタークーラーをバンバン冷やして吸気温度をガンガン下げたい。
冷やすためには幾つかの方法が考えられます。
ひとつは、インタークーラー自体の容量を増やしたり、水冷式に変更すると言う方法。
これはかなり有効ですが費用がかさむことと、水冷の場合フロント周りの重量増等が気になりBSK的には他の方法を考えようと思いました。
インタークーラーはそのままでもっと冷やす方法は無いものか。
1 ノーマルインタークーラーに水をかける。 (原始的だけどチョット効きます)
2 電動ファンで強制的に冷やす。
3 デカイダクトで風を入れる。
このような方法を考えましたが、これを効率よく働かせるには、冷却に必要な風の通り道を確保することがかなり重要なファクターだと気が付きました。
ノーマルのエンジンフードは風の抜けが悪く、しかも重いのでこれを軽量で風の抜けを良くしたものにすれば一石二鳥ですね。
そこでインタークーラーのアウトテークからダイレクトに後方に冷却風を引っ張れるようにデザインしました。
さらにチビウイングを6枚、角度を調整して固定出来るようにつくりました。
これでインタークーラーを冷却した後の空気の流れは確保できました。
因みに重量はチビウイング6枚込みで3.5kg 、ノーマルは8.7キロもありますからかなりの軽量化です。
弊社の大型インテークと併用していただくことで、一段と効率はアップします。
トランクルーム内の荷物は付属の中蓋にて雨風の心配はありません。
チビウイングの取付前の状態。インタークーラーのアウトテークに直接つながるイメージです。
チビウイングは角度調整可能です。
塗装済みのイメージ。フードはクイックファスナーでの固定となります。
トランクルームには中ブタを用意しましたので、雨の心配もありません。
別売りのクイックファスナーセット
写真のものに加え、ズースファスナーが2つ付属します。
■ノーマルのエンジンフードにはウイングが取り付けられていますので、フードを交換するとノーマルウイングが取り付けられません。ご了承ください。GTウイングを取り付けることをお勧めします。
ノーマルのキャッチでの固定ではなくクイックファスナーによる固定となります。
また、ノーマルフードの開閉の補助に使われているダンパーも取り外しとなります。
仕 様 |
価格(税込み・工賃別) |
本体税別価格(工賃別) |
表FRPゲルコート仕上げ |
202,400円 |
184,000円 |
表FRPゲルコート仕上げ&裏カーボンケブラー |
215,050円 |
195,500円 |
表カーボン&裏カーボンケブラー |
227,700円 |
207,000円 |
別売り、クイックファスナーセット |
15,400円 |
14,000円 |
※表面カーボン仕様のものは無塗装品の価格です。 |
■表示価格について■
BSKオンラインパーツカタログに記載表示している価格及び仕様は予期なく変更することがあります。
また、最新の価格を掲載するよう心がけておりますが、リアルタイムな表示ではないためご注文時に実際の価格との差が生じてしまうこともあることをご了承ください。特に輸入パーツは為替レートの変動が大きい昨今この傾向が強いこともご承知おきください。
■掲載商品はロータスエリーゼ、エキシージその他適用車種の性能アップに伴う為、予告無く形状及び構造の変更を行う事があります。
■弊社製品を弊社で想定している適用車種以外の他車種に流用する場合は、購入者が一切の責任を持ち、不具合があった場合は購入者が一切の責任を持つ事とします。 |
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