BSK WORK GALLERY
BSK LOTUS EXIGE 240CUP (通称オレンジ号)
ELISE SUPERTECH2008にシリーズ参戦したBSKの顔ともいうべき車両。
2007年のマシントラブルを積み重ねていくうちに培ったtoyotaエンジン車のノウハウでウィークポイントをクリアし完成度を高めました。
そんなオレンジ号の詳細をご紹介しましょう。

エキシージ240cup

足回り
■サスペンション
LOTUS純正オーリンズBSKモデファイド(減衰力変更・リアのみ全長調整式に変更・スイフト製スプリングが使えるようにモデファイ)
現在オーリンズの開発終了の為BSK&TOGASHIダンパーに変更
フロント 試作ダウンブラケット
サスアームブッシュから試作スフェリカルベアリング(ピロボール)の耐久テスト中
■ホイール
  アウタープラスヘゼル or レーシングスパルコ
■タイヤ
  アドバン A050 フロント225/45R16 リア255/40R17
■ブレーキ
  ステンレスメッシュブレーキホース BFGOODRIDGE
ブレーキパット 前後とも BSKエンドレス フルレース
ブレーキローター BSKエンドレス フルフローティング F294mm R288mm
ブレーキフルード モチュールRBF600
クラッチ・ミッション
■ミッション関連
  ファイナルギア 試作
ミッション カーツ6速フルクロスミッション
LSD カーツ
フルWPC加工
ミッションオイル モチュール GEARCOMPETITION 75W140
■クラッチ
  エクセディ ウルトラファイバー
ステンレスメッシュクラッチライン
■フライホイール
  TRD製
エンジン
■吸排気系
  ビッグスロットル加工
BSK試作エアクリーナー
BSK試作エキゾーストマニホールド
BSK TYPE5-試作マフラー
インタークーラーウォータースプレーキット
■エンジン全般
  エンジンマネージメント:モーテックM400
インジェクター変更
スーパーチャージャー試作プーリーにてピークパワーの回転域調整
インタークーラ冷却エアー整流&ウオータースプレーにて吸気温度コントロール
エンジン フルバランス
アルミフューエルタンク
試作オイルポンプ
オイルパン:モロソ(モデファイド&試作バッフルプレート)
BSKオイルキャッチタンク&リターンライン
エンジンオイル モチュール300V POWER
エクステリア
  BSKビッグエアダクト(2サイズあり、季節により変更)
BSKスーパーライト カーボンケブラーハードトップ
BSKカーボンケブラー エンジンハッチ
BSKカーボンケブラー フロントカウル
BSKカーボンケブラー リアカウル(Atype2ピースモデル)
BSKフロントスポイラー
アグメント サイドスポイラー
BSKカーボンGTウイング
ポリカーボネートフロントシールド
インテリア
  BSKカーボンケブラー バケットシート
シュロスハーネス チタニューム Profi Ⅱ-6
ハーネスバー
AIMデーターロガーシステム
OMPステアリング
ラフィックス脱着式ステアリングボス
開発コンセプト
  この車両はLOTUS SPORT社にて製作された車です。
当初 珍しいメモリアルカー001号車が手に入った事の喜びもつかの間、LOTUS SPORT社の初期ロットによるつくりこみの甘さを随所に発見。
実際レースに使用してみるとECU及びその他多数トラブルが多発。
しかしBSKはその逆境に立ち向かい1つ1つそのトラブルを解決してきました。
その分、TOYOTAエンジン搭載車の弱点への対策や効果的改善のノウハウはBSKの頭脳とこの車両につぎ込まれています。(BSKはポジテブ発想集団ですから)

LOTUS SPORT社が車両名を240CUPとつけた理由を考えれば、本来こうしたかったのではないかと思い開発してきました。

そして製作するに当たって一番の目標は軽量化への挑戦!!
BSKに240CUPが来た時 車重約950Kg
開発途中2008年4月中旬の時点で約875Kg
現在は更にダイエット中です。
BSK240CUP号は単純に軽量化している訳ではありません。
この状態であの重いLOTUS SPORT純正のロールケージとエアコン・空調システムがそのまま装備されています。
それはBSKがLOTUS SPORT社と車両ナンバー001号車に敬意を持ちその名に恥じぬ開発にこだわり続けたからです。

exige240cup
exige マフラー
motec M400


lotus exige240cup

エキシージ エンジンハッチ
エキシージ データロガー
exige240cup
exige 240CUP
2009年3月時点の改良点
2009年3月末現在、シャーシ&ボディにこだわりつづけ、補記部品以外エンジン本体のパワーアップはまだまだ封印しています。
空力対策としてフロント新作カナードのプロトタイプ装着しています。またルーフダクトを小型化しサイドエアスクープを大型化、内側にダクトを両側2本ずつ仕込み高速FSWのTOPスピードを確保しながらより効率的なインタークーラーの冷却、吸入空気とエンジン補機部品の冷却を狙う作戦です。

軽量化をさらに進めるため、ドアガラスをアクリル化、ドアミラーの変更などを行いました。

現状のこだわりとしてシャーシはエアコン装着状態、純正ロールケージ装着状態を維持、 エンジン内部は油圧関係以外2zzノーマル部品を表面加工、各部バランス調整のみにとどめ、すなわちスペシャルパーツを使用せずにレブリミットは8000rpmに設定。

昨年の富士SWでのタイム1分58秒台から、今年は1分56秒を狙い目標達成。今年はもう一度6月に富士SWがあるので55秒台、もしくは54秒台を狙います。

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